夏の島。

備忘録的な雑記と記録。

出資馬評(4月)

 まず、今回の記事を公開するにあたり、4月6日の落馬事故で藤岡康太騎手が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。自分が競馬にハマってから、このような痛ましい事故が起きてしまったこと、そして今までいた人が急にいなくなったことに、ただ愕然としています。騎手の方々が命を張って、競馬に向き合っていることに、改めて心からの敬意を表します。

 

3歳馬

①ベランジェール(DMM 牝3 0-1-1-1 父:モーリス)

 4月10日に上級クラスの古馬2頭と併せての追切りを行っているが、1月時点と比べて(わずかであるが)ラップを全体で0.3秒程度縮めており、成長を感じさせる内容だった。動画でもまだ若干首の硬さは気になるものの、1月には見せてた「走りのブレ」はかなり解消された印象を受ける。追切後のキムテツ師のコメントでもネガコメスタートではなかった点も◎。

 前回の記事で気にしていた成長曲線がついに乗ってきたように感じるので、あとはレースを無事に迎えられることを願いたい。

 

ベルファスト(DMM 牝3 0-1-0-1 父:ダイワメジャー

  こちらも3月から変わらずで、淡々と進められている状態。儀洞が出た時は本当にショックだったけど、僅か3ヶ月でレースに戻ってこれそうなとところまで見えてきた。さらに暖かくなったのか身体つきが変わって、トモの踏み込みも良化しているとことなので、一発回答も期待できるのではないか…?とも少し思っている。このままいけば4月末入厩とのことだが、本線は『5/19 オークスデーの1600m未勝利戦』(京都)か、『5/26 ダービーデーの1600m未勝利戦』(京都)でのレースになると思う。おそらく、遠征してまでの東京1600mに向かう可能性は低いかと。入厩後の更新を待ちたい。

 

③シンハナーダ(DMM 牡3 未出走 父:レイデオロ

 4/4の更新で、「経過は良好」との報告がありホッとしている。馬体についても休んでいた間についた分も少しずつ絞り落せているようで、良化しているように思える。ただ、一方で精神面が育成時代の様に気持ちで走る面が強くなっているとのことだったので、乗り手との対話通じて、修正していくべき課題も見えてきた。ここまで来たら、おそらく(最速であれば)4月中には国枝先生のところに入厩できるのではないかなと個人的には推察しているので、今後の更新を待ちたい。

 

2歳馬

④ラストレガシー(リトルモンスターの22・DMM 牡2 父:ドゥラメンテ

 3月28日にゲート試験に一発で合格した後、4月3日に山元トレセンへ放牧。移動するまでの間は、同じ早急入厩組であるシルクのカネラフィーナと調整していた。6月の東京1800mを目指すとのことなので、5月の頭に美浦に戻すのではないだろうか。こちらもレースまで何事も無く順調に行って欲しい。

 

⑤キングスコール(レインオンザデューンの22・DMM 牡2 父:ドゥラメンテ

 こちらは3/26更新で北海道開催でのデビューを目指すとのこと。3/29の動画更新では坂路を17-16で上がっており、本当に速めで一気に作っていくというよりかは、乗り込み量でじっくりと作っていくんだなと感じた。

矢作先生からは「強い責任感と使命感を持っています」という力強いコメントもいただいたので、札幌デビューに向けてしっかりと頓挫が無いように、と思う。

 

⑥ラルガメンテ(シルク 牝2 父:ドゥラメンテ

 こちらについては15-15をベースに坂路での乗り込みが進められている。息遣いは荒いが体力はついてきたという評価を貰った他、5-6月移動の話も出てきたので、この仔についてもそろそろ次のステップに入れそうだなと感じた。5-6月移動となれば、デビューは秋口の9月あたりになるのではないだろうか。馬体重についてもちょっとずつ増えてきてるので、この調子で成長をしてもらえればと思う。

 

⑦セシアンベリル(モルガナイトの22・DMM 父:サートゥルナーリア)

 こちらはまだ体が全体的に幼いという評。確かに馬体についても3/20時点で445kgもまだ、数字上の細さは否めない。ただ、サートゥルナーリア産駒についてNFの関係者の話として仕上がり早というかはやや時間がかかる傾向がある、という指摘もでているので、全く悲観する内容ではないかなと思う。この仔も経過を見て改めて、と思う。

 

⑧エクラドネージュ(ウアラネージュの22・DMM 父:ミッキーアイル

 ちょうどこの記事を書いているタイミングで更新(4/11)がきたが、奥村先生が直接見て「良い」という評価だったとのことで、この仔も一方前進だなと思った。来週にはチャンピョンヒルズへの移動をするようなので、外厩に入ってまたどうなってくるのか楽しみである。